2023年8月13日~17日

 7月から毎日猛暑が続き、十分な注意が必要で危険を感じています。8月中旬に生き物観察にようやく出掛けました。森は、セミの鳴き声で賑わっていますが、他の生き物はやはり少ないと感じます。2年前までは、ザトウムシ類やナナフシ、ガのシタバ類は多数見ましたがあまり見つかりませんでした。

ハチのチャイロスズメバチとクロスズメバチは初めての出会いでした。暑さも忘れドキドキですが、熱中症に注意しなければいけません。カマキリは花の上で動かずにひたすら獲物が来るのを待っています。直射日光をうけながら日射病にならないかと不思議です。草木もこの暑さの中頑張っています。

 

 トラスト地ではありませんが、夏景色といえば、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる「キツネノカミソリ」の群生です。湿気のある木蔭を好みますが、不老川の入曽河畔林と山王塚の森には自生しています。「堀兼・上赤坂の森」の大きな雑木林と街中の緑地を繋げて生き物たちも人間も住みやすい、癒しの空間になるといいなと思っています。  

 

写真上をクリックすると名前が分かります。