2024年6月

森は濃い緑に包まれ、クリの花が咲き始めました。クリの開花とともに現れる雑木林の蝶「ゼフィルス」に会える楽しみな6月です。9日、14日、26日にウラナミアカシジミ、14日にアカシジミが見られましたが、年々数が少なく、ミズイロオナガシジミとオオミドリシジミは見られませんでした。

林縁や送電線下の明るい所で、大型のシオヤアブのカップル姿がよく見られます。大きなは羽音で近くに来ると驚きますが、捕まえたりしない限り人をさすことはありません。

今年は、6月21日と遅い梅雨入りでした。ヒヨドリバナやリョウブの花が咲き始めましたが、吸蜜にやって来る昆虫たちと出会えるでしょうか。皆さんカッコウの声は聞きましたか?

※ゼフィルス:ラテン語で、ギリシャ神話に登場する西風の神様のこと。春と初夏のそよ風を運んでくる神様といわれる。この風に乗って舞う美しい蝶をゼフィルスと呼ぶようになった。年に1回初夏6月に出現し卵で越冬する。

 

2024年6月2日 (川越高校調査日)9日 (活動日)

 

2024年6月14日・16日 (川越高校調査日)・26日